手の届かない世界に羽ばたいて。

たまに書きたくなったときに、読む必要のない文章を書く

推しへの手紙で、他人を褒めるか否か

珍しく、今日もブログを書いています。仕事中にふとタイトルの言葉が頭をよぎって、そういえばこの辺ってどうなんだろうって思いまして。

 

結論から先に言うと、私は褒めます。今まで書いてきた手紙でも、推しのことに匹敵するくらい他のキャストさんのことを褒めたことがありました。「○○さんのあのシーン、すごかったですよね!」とか、「□□さんのああいうシーンがとても好みで!」とか、そういう感じです。こういうことを書くかどうかって、多分意見が分かれると思うんですよ。どっちが正しいとか特にないですし。なので、私はなぜそんなことを推しくんへの手紙に書くかを、なんとなく整理してみました。

 

 

①私にとって手紙=感想文だから

理由の大部分がここに詰まっています。私にとって、推しくんに渡す手紙は推しくんを見て、推しくんの舞台を観て感じたことを綴った感想文です。起承転結、イベントなら1つ目のコーナーからお見送りまで、全部に対して感想を書いてしまう非常に鬱陶しいタイプのオタクなので、自ずと推しくん以外にも『楽しい・すごい・かっこいい』という感想が出てきますし、思ったらアウトプットしないと落ち着かないんですよね。推しくんにとっては非常に厄介なオタクなんだろうなあとは重々承知しているのですが、推しくんが単独イベントや独演をやらない限り*1は、この手紙の書き方は続くと思います。推しくん、手紙やプレゼントは終わってから事務所で受け取るスタイルなので、そういう意味で出席確認の手紙は不要です。そもそも文章をうまくまとめられない私は、公演に入るたびに一通という書き方ができません。一回試してみたらこんなもの手紙とは言えないだろうって感じのひどいあり様だったので、それ以来長い感想文を一遠征(一週末)につき一通に落ち着きました。だからと言って、内容は支離滅裂です。下書きしてるのにグッチャグチャ、本当にひどい。推しくん、いつも本当にごめんなさい。そろそろ私の手紙が価値のない方にヤバいことを察していることでしょう。封を開けずに処分してくれて構わないんですけど、先日とあるところからひょっこり、推しくんはもらった手紙を全部読んで、今なお一人暮らしの家に置いていることを知りましたので、今後はもう少し綺麗で中身のある手紙を書いていきたいと思います。

 

 

話が相当逸れましたが、気にしないで続けます。

 

 

②推しくんが共演者の方たちとの絆を大切にしているから

うちの推しくんは、ものすごく人に可愛がられます。私が推しくんのことを推している(というよりも尊敬している)理由の一つです。何がすごいって、推しくんは年上にも年下にも愛されるんですよ。年上からは『努力家なのにふわふわしている可愛い後輩』、年下からは『とにかく優しくて面倒見のいいお兄さん』。本当に、推しくんってなんて素晴らしい子なのか、理解追いつかなくなるときすらあります。推しくんがこんなにも周りに愛されているのは、ひとえに推しくんが共演者の方々を大切にしているからに他ならないと思っています。そんな推しくんなので、推しくんだけの感想を書くよりは全体の感想、推しくんと同じ学校の役、推しくんとライバルの役、推しくんが個人的に仲の良い役者さんの感想も一緒に伝えた方が、喜んでくれるんじゃないかなと勝手に想像しています。大切な家族とか親友が褒められたら嬉しいじゃないですか。私は周りの大切な人が褒められたら自分のことのように嬉しくなるので、推しくん以外のことでも作品で良いなと思ったこと・人は、ある程度は書きます。アンケートに書くのとはまた違う感覚ですね。もしも今後推しくんが「自分のことだけ見て書いてくれ」って言ったらそっちの方向にシフトすると思いますが、何だかんだで一年以上推してきて、推しくんがそんなタイプには見えないので、本人から直接言及でもされない限りはこのスタイルが続くことでしょう。

 

 

③推しくんに参考にしてほしいから

先述した二つの理由とは逆に、こういう理由があるときもあります。推しくんは、決して演技が飛び抜けて上手い方ではありません。歌もダンスも演技もそれなりに高水準だとは思いますが、のびしろも大いに存在しているような人です。私が初めて推しくんを一個人として認識した作品では、推しくんはトップクラスの実力者だったと思いますが、そこから先、共演する役者さんが幅広くなってきた今、彼ならもっとできる!と思うことも増えてきました。身体能力はもう申し分ないレベルなので、細かい演技の部分ですかね。例えば着物の扱い方、殺陣、セリフの切り出し方、表情……、言い始めたらたくさんあるんですけど、推しくんは今以上にもっとレベルアップできると信じているわけでして、共演者の方の中に見習ってほしい人がいる場合は、その人を褒めることで推しくんに目を向けてほしいな!という気持ちもあったりします。ここまで書いといてなんですが、この感覚って相当上から目線だと思ってます。でも、かっこ良くて素敵で尊敬している人には、もっともっとかっこ良くなってほしいんです。直接「この人見習ったら?」なんて絶対に書けないけど、どうしても見習って参考にしてほしい。そういう気持ちを込めて、周りの人の素敵な部分を褒めることもあります。

 

 


大体こんなところですが、実際のところ推しくんが手紙を見てどう思っているかは分かりません。手紙への感謝の言葉はたびたび(というかほぼいつも)目にしますし、すぐ読んでくれているようです。読んでどう思ったか、ということにはあまり言及しない推しくんですが、色んなことを感じて大切にしてくれていることはブログに書く文章からひしひしと伝わってきます。推しくんに手紙を書いている人はたくさんいるでしょうし、褒め言葉もたくさんもらっているでしょう。私も褒めちぎっています。その上で、推しくんの周りから感じたプラスの感情も、書いていきたいと思います。

 

 


まあほら、手紙なんて読むかどうか彼らの自由ですし!
人を不快にしないことなら、推しくん以外のことを褒めるのも自由でしょう、きっと。


楽しんで書いたものを押し付けてるだけの迷惑なファンなので、見たくなかったら開けずに破るか燃やしてくださいな。

*1:去年の秋にソロイベントのときの感想の手紙は、出演者=推しくんのみのために感想は全て推しくんのことで(当たり前)、推しくんのことばかり終始褒め続けたので、冷静になって今下書きを見ると頭がおかしい